椅子を長く愛用するために──置き方の基本5箇条|インテリアショップのヒント
今日から実践!椅子を長く使うための正しい置き方
インテリアショップを運営していると、「椅子を長く大切に使うためには、どのように置けばよいのか?」というご相談を多くいただきます。
これまでの経験に加え、家具メーカー様からのアドバイスを整理したところ、基本的に意識していただきたいのは5つのポイントでした。
わかりやすくまとめましたので、日常のご使用の参考にしていただければ幸いです。
1)直射日光や熱、冷暖房の強い風が直接当たらないようにしてください。
そのまま使用すると、椅子がゆがんだり、割れたりする原因となります。
2)椅子は薬品類(酸性・アルカリ性のもの)や熱の影響を受けると、木地や塗装が変色・劣化する恐れがありますのでご注意ください。
3)椅子は必ず水平な場所に設置してください。
不安定な場所に置くと、一部に負担が集中し破損の原因となります。
椅子の脚底にはフェルトを貼り、床を傷つけないように滑らせながらご使用いただくことをおすすめいたします。
4)椅子がガタついた状態でご使用になりますと、強度が損なわれ、破損や転倒などによりケガをされる恐れがあります。安定を確認のうえご使用ください。
5)床面がフローリングや畳の場合、椅子の使用によりキズがつく恐れがあります。
椅子の脚底にはフェルトを貼るか、スチール製の椅子については敷物を敷いていただくと、床を保護し安心してご使用いただけます。
まとめ
椅子を長く快適にご使用いただくためには、「正しい置き方」を守ることが大切です。
置く場所や目的によって注意点は異なりますが、基本的な考え方としては次の5つのポイントを意識してください。
なお、高温多湿のお部屋では、空気の滞留によりカビやダニが発生しやすく、健康を損なう可能性があります。椅子をはじめ家具全般をお使いの際は、定期的にお部屋の換気を行うことをおすすめいたします。
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